【メール】注意点 - Cc(複写)
今までの経験から、管理人が気を付けているメール作成のポイントを記載しています(総論)。
Cc(複写)
Cc(複写)は、Carbon Copyの略で、To(宛先)程では無いが、送っておいた方が良いだろうと思う人宛を指定します。
Toは限定されているのに対して、Ccは広範囲の人が対象となります。
例えば、ある組織宛に出す場合、Toは「組織の長」宛に出して、Ccは「組織の配下」を指定する等です。
大企業であれば、組織毎にグループアドレスを作成しているケースがあるので、Toに「組織の長」を指定して、Ccにグループアドレスを指定する方法もありますが、これは社内の文化によります。(グループアドレスが無い会社もあるので)
Ccに誰を設定するかは、メールの内容(機密性、関連性等)に依ります。
機密性のあるメールでは、組織の長宛にメールを送付し、Subject(件名)に、
【社外秘】○○○○○○
【機密】○○○○○○
【重要】○○○○○○
と記載して送付するのが良いと思います。その上で、
「宛先に追加・変更等がある場合は、お手数をお掛け致しますが、ご連絡下さい」
と、メールの最後に添えてはいかがでしょうか。
この様に記載する事によって、組織の長に対して誰に送ったかチェックを促す効果があります。
関連性があるか不明の場合は、組織の長宛にメールを送付し、
「お手数をお掛け致しますが、関係者へ転送願います」
と、一言 冒頭に添えるのが良いでしょう。その上で機密性のあるメールのように、
「宛先に追加・変更等がある場合は、お手数をお掛け致しますが、ご連絡下さい」
と、添えてはいかがでしょうか。
ここで例として、Toに部長を指定し、Ccに次長・課長を指定した時に、ある次長から「なぜ自分は To じゃないんだ!キーマンだろう!!」と拗ねる人がいます。
組織や役職の優劣で、強気な人がいて引き下がらない場合があるのは困ったものですが、立場が弱い以上、相手の意見を呑むしかありません。
この次長を To に昇格させた場合、他の次長を To に昇格させないと 新たな不満分子が出てくるので、To/Ccは 役職を揃える事が重要となります。