【映画】運命のボタン(原題:The Box)



監督:リチャード・ケリー
脚本:リチャード・ケリー
原作:リチャード・マシスン「死を招くボタン・ゲーム」
出演者:キャメロン・ディアス(ノーマ・ルイス 役)
    ジェームズ・マースデン(アーサー・ルイス 役)
    フランク・ランジェラ(アーリントン・スチュワード 役)
    サム・オズ・ストーン(ウォルター・ルイス 役)

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あらすじ・感想(ネタバレ):

ボタンを押したら100万ドル(約1億円)、しかし見知らぬ誰かが死ぬ。あなたならボタンを押しますか?

自分とは関係無い人に被害を与える代わりに、富が得られるという仮定話は、よく子供の時に友達と話したものですが、それをシリアスに描いた作品です。


ルイス宅に差出人不明の小包が届けられた。開けると箱型をして上部にボタンがある装置(画像の通り)と手紙が入っている。手紙には「夕刻に伺います」と書かれていた。

ノーマが家にいると、スチュワードという老人が訪ねてきた。スチュワードの顔は左頬から顎にかけてそぎ取られたように傷を負っていた。

スチュワードは箱について話し始めた。期限は1日、夫以外の誰にも話さず、ボタンを押したら100万ドルを受け取れる。但し、見知らぬ誰かが死ぬ。話を聞いてもらったので、100ドルを差し上げよう・・・と。

ノーマは教師をしていたが、校長から今後について話を聞かされ、一方のアーサーも宇宙飛行士になれるもの・・・と思っていたら、心理テストで不合格の結果を受け取り、今後の経済的な事を考えると金銭的に不安な状況を抱え始めたタイミングだった。

二人で話し、悩んでいると、ノーマが勢いでボタンを押してしまった!

その直後にスチュワードが現れ、現金100万ドルを置いていく。車のナンバーを見たアーサーは警察官の義父に身元を確認して貰ったが、その事がスチュワードにばれてしまう。

義父からは政府関係の車という話を受けた時に、ある殺人事件の話を聞いた。同じNASAの職員で家族の仲は良かったのに、突然夫が妻を銃殺。娘は浴室に監禁されて見つかったが、夫は逃走したため行方不明中という事だった。

その夫がアーサーに近づき、ボタンの事、妻殺害の事を話し始めた。しかし、話し終わる前に死んでしまう。

スチュワードは息子ウォルターを人質に取り、改めてルイス夫妻と会う。ウォルターの視力と聴力を奪い、100万ドルを手にして このまま生活するか、アーサーがノーマを銃殺すればウォルターの感覚は元通りとなる。100万ドルはウォルターが18歳の誕生日を迎えるまで銀行に預けられ・・・。

息子ウォルターを思うあまりに、二人はノーマが死ぬ事を選択する。

ボタンは別の家庭に届けられ、そのボタンが押された時にノーマが死ぬ。

管理人 について

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