【映画】抱きしめたい -真実の物語-



監督:塩田明彦
脚本:斉藤ひろし、塩田明彦
出演者:北川景子(山本 つかさ 役)
    錦戸亮(小柳 雅己(まーさん) 役)

----------------------------------------

あらすじ・感想(ネタバレ):

まーさんの職業はタクシードライバーで、仲間と定期的にバスケットボールして試合も出場している。

仕事で遅れて体育館に行くと、体育館の予約がダブルブッキングしていて、バスケットボール団体 と ボッチャ団体で優先権を争っていた。

バスケットボール団体が譲ると、ボッチャ団体の中心メンバーのつかさが食って掛かった。その場に居合わせたまーさんが「コートを半分に分けませんか」と提案して収めた。

まーさんが帰ろうとすると、つかさが玄関にいる。「送りましょうか?」と声を掛けると「買い物がある」と付き添わせるが、「買う物を忘れた」と何も買わずに帰宅。
(この時は、口実?!という疑問が浮かんだのだが、後でつかさが記憶障害がある事を知る)

つかさを家まで送るとお茶を誘われて家にお邪魔する。が、話しているうちにつかさが寝てしまい、まーさんは そのまま帰宅する。

それから、まーさんは つかさの専属タクシーのようになり頻繁に会うようになった一方で、彼女とは距離ができ、結果として別れる。

つかさは高校の頃、交通事故に遭い、下半身と記憶障害の後遺症を持つことになった。記憶障害は、会った人の事を忘れてしまう場合もあれば、まーさんのように覚えている事もある。

バスケ&ボッチャでの飲み会で、つかさは まーさんの制止を聞かずに飲み過ぎて寝てしまった。まーさんはつかさの家まで送っていくと、つかさの母親に初めて会う。母親はまーさんに対して文句を言うが、まーさんは「つかさと付き合いたい」と母に告げる。しかし「お酒を飲んで そういう話をするな」と怒られてしまう。

まーさんはつかさを連れて、まーさんの両親に会わせるが、父親は猛反対。出ていく父を まーさんは追っかけ、取っ組み合いになる。父は「孫の顔を見る事も出来ないのか!」とまーさんに言い捨てる。

両親に反対されながらも一緒に住んでいたら、つかさに子供が授かった。つかさの母は喜ぶどころか「これからどうするの?交通事故に遭い、ここまで回復するのにどんなに大変だったか・・」とまーさんにビデオを見せた。

まーさんの両親にも報告した。猛反対だった父親は、コッソリつかさに会いに行って様子を伺い、男の子・女の子の名前辞典を置いてサッサと帰ってしまう。決めた名前は男の子・女の子どちらが生まれても和実(なごみ)。

二人で結婚式を挙げ、無事出産・・と思っていた矢先、障害とは関係ない急性妊娠脂肪肝という1万人に一人という確率で発症する病気で意識不明の重体となり、そのまま意識は戻らなかった。


実話じゃなければ、まーさんとつかさが惹き合った点が曖昧だったり、急性妊娠脂肪肝でつかさが亡くなるという悲劇に文句をつけたくなります。が、実話をもとにした映画という事で、こういう形で出会い、両親から反対されたのに、二人で頑張って ここまで来たにも関わらず・・まーさんが雪に埋もれて泣いているシーンを見ると、そんな気持ちになりました。

管理人 について

趣味:映画鑑賞・音楽鑑賞・ゲーム・旅行 仕事:会社員(IT関連)
カテゴリー: ドラマ, 実話, 映画 パーマリンク

コメントを残す