【映画】蛾人間モスマン(原題:Mothman)

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監督:シェルドン・ウィルソン
脚本:ソニー・リー、パトリック・ウォルシュ
出演者:ジュエル・ステイト(キャサリン・グラント 役)
    コナー・フォックス(デレク 役)
    ジェリー・レッギオ(フランク 役)

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あらすじ・感想(ネタバレ):

大学の卒業旅行で、キャサリンとその友人達は湖に遊びに来ていた。その中に一人だけ、その友人の弟がいた。

皆はその弟がはしゃいでいるのを煙たがっていたので脅すために、その地に伝わるモスマンの話をする。弟は強がって平静さを装うので「湖に入ろう!」と提案し、次々と湖に入っていった。既に外は暗い。弟も湖に入ると、卒業生が次々と弟の足を引っ張り「モスマンの仕業」とイジメ始める。弟が嫌がるが、更に続けた。

少し経って止めると弟の姿が見当たらない。慌てて辺りを見渡すと、浮かんで動かない弟を見つけた。心臓マッサージ等を行うが既に死んでいる。

キャサリンが「警察に事情を話そう!」と提案するが「勝手について来た弟が悪い!」「オレ達には将来がある。これで将来を潰すのか!」という意見から「弟が湖に飛び込んで岩に頭を打った」と事故死に見せるため石で弟の頭を次々と殴り始めた。最後まで抵抗したキャサリンも仕方なく同じようにした。

その直後、キャサリンは別の土地へ引っ越し、そこで記者として上司から評価を受けた。上司から、次の任務として、元々キャサリンが住んでいた村に伝わる伝統の「モスマン」について記事を書くように言われる。キャサリンは地元に戻りたくない気持ちもあり、一旦は断るが、上司の命令で行くことになった。


キャサリンが地元につき車に乗ってると、卒業旅行で一緒だったデレクと遭遇した。「ちょうど弟の命日で毎年集まっているので是非来てほしい」と誘いを受け、その夜キャサリンがバーに行く。引っ越して10年音沙汰が無かったキャサリンに冷たかったたため、キャサリンは帰る事にした。但しデレクはキャサリンに好意を持っていたためホテルまで見送った。

その夜、仲間の一人がモスマンによって殺される。

翌日、キャサリンとデレクはモスマン祭に行き、目が見えない老人「フランク」にモスマンの話を聞く。モスマンとは殺人を犯した人を決して許さず、殺すまで付き纏う蛾のモンスター。(元々は原住民が白人に迫害され、その呪い?)

その夜、バーで更に仲間が死んだ。「自殺」として処理されそうなところをキャサリンは警察を押しのけ現場を見ると、床に「MOTH」という血文字が残っていた。それを見てキャサリンはモスマンに殺害されたと思い、フランクの家に行き、モスマンについての詳細を聞く。

フランクが若い頃、運転中、子供をひいてしまった。モスマンは鏡などの反射する物にいて、目を合わせる事により鏡の世界から外に出て犯罪者を襲う。フランクはモスマンから逃れるために自分で目を潰し、住まいのガラスは色を塗って反射物を避けるようにした。モスマンは太陽の光では透明になって人を襲えない・・とか。

モスマンの呪いを解くには、モスマンが発生した地で、犯罪に関わった皆が心臓付近の血を捧げる必要がある。今までは何もなかったのに、今回、この様な事が起こったのは、犯罪に関わった人がこの地に集まった事によって呪いが発動したと考えられる。

フランクに言われた通り、生き残った皆(次々と殺され、生き残った3名)で血を捧げたが効果は無くモスマンが現れ襲ってくる。一人はモスマンに連れて行かれ、キャサリンとデレクは辛うじて逃げ切り、フランクの自宅に行って問い詰める。フランクは「奥の手」と言って導いたところで二人を部屋へ閉じ込めた。

フランクは子供を車でひいた時、同乗していた二人の資産家の息子は罪に問われず、自分だけが罪に問われた。資産かの息子二人はモスマンによって殺されたが、罪を負わせたフランクは、村に対する復讐心から、この祭りで村人への死を考えていた。

皆が集まるお祭りの時にモスマンが登場し、次々と人を襲い始め、フランクもモスマンに襲われた。


弟の溺死を、飛び込んで岩に頭をぶつけて死んだように見せかけるため、次々と石で殴るシーンは・・何と言うか・・とても幼稚な発想で何とも言えません!(溺死か頭部の打撲による死か、検死をすれば簡単に分かるかと・・)
モスマンによる殺人も、何となく迫力に欠けます。モスマンの特徴では、JOJOの奇妙な冒険3部に出てくるJ・ガイルのスタンド「ハングマン」を連想してしまいました。

管理人 について

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