【映画】BATS 蝙蝠地獄(原題:Bats)

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監督:ルイス・モーノウ
脚本:ジョン・ローガン
出演者:ルー・ダイアモンド・フィリップス(エメット・キムジー保安官 役)
    ディナ・メイヤー(シーラ・キャスパー博士 役)
    ボブ・ガントン(アレクサンダー・マッケイブ博士 役)
    レオン・ロビンソン(ジミー・サンズ 役)

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あらすじ・感想(ネタバレ):

キャスパー博士はジミーと組んで蝙蝠の研究をしていた。キャスパーが子供だった頃は蝙蝠を嫌っていたが、父が捕まえた蝙蝠を触って蝙蝠の魅力に取りつかれたとか。一方、ジミーは大の蝙蝠嫌いで、電子機器関連を主に扱い、モニター係だった。

そんなある時、車に乗ったカップルが蝙蝠に襲われ死亡するという事件が起きた。キャスパー博士が第一人者という事で研究中に急きょ招集され、死体解剖に立ち会った。死体はお腹辺りが食いちぎられた悲惨な状態で発見されており、そこからオオコウモリの歯が検出された。キャスパー博士は「オオコウモリが人を襲う事は無い!」と断言するが、マッケイブ博士が研究したウィルスによって蝙蝠が凶暴化した事、その蝙蝠が逃げ出した事、人間には感染しないがコウモリ間でウィルス感染する事を告白する。

キャスパー博士とキムジー保安官は蝙蝠を生け捕りにしようと出掛けるが、逆に大群に襲われる。車に乗り込んで窓を閉めたが、排気口から侵入を許してしまう。その状況を無線で聞いたジミーと同僚の保安官はパトカーで駆けつけ、発砲。蝙蝠が逃げ出したが、1匹だけ生け捕りに成功した。その蝙蝠に発信器を埋め込んで放した直後、二匹の蝙蝠が襲い、巣の場所を特定する事が出来なかった。

この事を重く見たキムジー保安官は住民に屋外に出ないように呼びかけるのだが、誰も言う通りにはしない。そこに蝙蝠の大群が押し寄せ、次々と被害者を出す。

古びた建物に金網を張り巡らして電気が流れるようにし、その中に立て籠もっていると、マッケイブ博士が本性を現した。「蝙蝠をワザと逃がし、自分の命令通りに行動するようにした」と。その直後に蝙蝠に殺された。

コウモリは寒さに弱く、寒くなると南下し、ますますウィルス感染が拡大してしまう。巣を見つけて そこを攻撃するしかない。但し、爆弾を使うと拡散して生き延びる可能性があるので、コウモリの巣を凍らせるというキャスパー博士の案で政府が動く事にした。が、急ぐ余り夜間に行動したため、冷凍戦略部隊は全滅、空爆計画が進行中だった。

キムジー保安官とキャスパー博士は空爆によって生き残った蝙蝠が拡散する事を恐れ、冷凍戦略部隊の後任を引き継ぎ、二人で巣に入り、ジミーがモニター係と、冷凍後、入り口を塞ぐ爆破担当となった。但し、政府は依然空爆計画を遂行中であり、残された時間は ほとんどない!


人間が生物を実験台に使って悪だくみをし、逆に実験者本人が食い殺され、人類全体を危機に陥れる・・・というパニック映画は豊富で、今回は蝙蝠ネタです。「ショーシャンクの空」で印象深かったボブ・ガントンを見た瞬間、張本人はコイツだな!と推測できる程、単純なストーリーです。

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