コロニー5(原題:The Colony)

コロニー5

監督:ジェフ・レンフロー
原案:パスカル・トロティエ
脚本:ジェフ・レンフロー、スティーヴ・ルースコフ、パトリック・ター、パスカル・トロティエ
出演者:ローレンス・フィッシュバーン(ブリッグス 役)
    ケヴィン・ゼガーズ(サム 役)
    ビル・パクストン(メイソン 役)
    シャーロット・サリヴァン(カイ 役)

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あらすじ・感想(ネタバレ):

温暖化が進んだ地球で、ある時、雪が降り始めた。その雪は地球上を覆い、地上は生物が住めない環境になっていた。この物語は、地下(コロニー)に住む日常から始まる。食べ物は乏しく、密集してコロニー内に住んでいるので、病気に感染すると、集団でウィルス感染を引き起こし、死亡する危険があるので、風邪をひいたら隔離をし、数日後、ウィルス検査をして陽性だったら射殺 or 屋外追放の選択が出来る。というルールを作っていたが、そのルールを無視してメイソンは男性を射殺した。サムが止めようとしたがメイソンの暴走は止まらない。

このコロニー7では、ブリッグスが司令塔となっていたが、メイソンはブリッグスのやり方が生温くて気に入らない。サムは、この事件をブリッグスに報告した。

コロニー7の近くにコロニー5がある。コロニー5からSOSの信号が入るが、その後、通信が途絶えてしまった。

ブリッグス、サム、他1名でコロニー5に救援に行くことになった。近く・・と言っても、吹雪の中、徒歩で移動するので、途中に放置されているヘリの中で夜を過ごした。

コロニー5に到着すると、入り口の地面に大量の血が付いていた。中に入ってみると、地面は血だらけで何もない。奥から音がする。音の場所を辿ると備品倉庫で鍵がかかっている。カギを針金で開けると、そこに怯えて痩せ細った男性が一人だけいた。水と食料を貰ったところ、別の方面から音がする。何があったか尋ねると、氷が解けて土が出たという信号を拾い、映像も入手した。その映像を見せてもらうと「肝心の種が無いので作付が出来ない。種を・・」という所で映像が切れた。「この発信源に行ったところ、ヤツラがやってきた」というだけで、どんな奴かは言わない。音のする方へ行こうと備品倉庫を出ると、例の男性は備品倉庫に鍵をかけ、再び閉じこもってしまった。

音のする方へ行くと、ある人間が、他の人間を切り刻んで食べていた。ブリッグスに気づいたヤツラは斧を持ちながら襲ってきた。銃で応戦したが弾切れになりコロニー5から撤退する事を決めた。仲間の一人が死亡し、ブリッグスとサム2人となり、立ち去る時にコロニー5を爆破した。

コロニー7へ戻る帰路で、ヘリで一晩休んだ。翌朝目を覚ますと、ブリッグス達の足跡を追って、ヤツラが追ってきた。走って橋のところまで逃げ、橋を爆破しようとしたところ、導線に付けた火が消えてしまい、ブリッグスは戻って、敵を引きつけながら自らを犠牲にして爆破した。

「もうこの橋は渡れない」サムはそう考えず、急いでコロニー7に戻り、土の事、ヤツラがやってくる事を警告したが、メイソンは聞き入れず、サムを監禁した。子供の助けを借りてサムが脱走し、種を持って再び皆に「急いでコロニー7を離れる」事を提案したが、ちょうど その時にヤツラがやってきた!


この「ヤツラ」は、一応会話が出来たので、知性はあるものの、人間が狂気にかられた結末だろうか?
前半は見えない恐怖、後半は執拗に追ってくる恐怖。逃げ場があるのだろうか?ヤツラは一体何人いるんだろうか?最終的な結末は?!
かなり消化不良の終わり方だったのが残念でした。

管理人 について

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