【映画】トレマーズ(原題:Tremors)

%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%ba

監督:ロン・アンダーウッド
脚本:S・S・ウィルソン、ブレント・マドック
出演者:ケヴィン・ベーコン(バレンタイン・ミッキー[バル] 役)
    フレッド・ウォード(アール・バセット 役)
    フィン・カーター(ロンダ・ルベック 役)
    マイケル・グロス(バート・ガンマー 役)
    リーバ・マッキンタイア(ヘザー・ガンマー 役)

----------------------------------------

あらすじ・感想(ネタバレ):

ロンダは地震学を学んでおり、ネバダ砂漠の小さな村に地震の測定をしに来ていた。各地点に地震計を取り付け計測していたら、異常な反応があった。牧場の羊が騒ぎだし、その牧場主がいきなり地中へ引きずり込まれた。

一方、この村でバルとアールは色々な事業をやっていたが、稼ぎが少ないので この村を去る事にした。車で走っていると、牧場主の姿が見えない。羊も殺されている。不審に思って車を降りて探すと地面に帽子が落ちていた。帽子を拾い上げると、その牧場主が地中に埋まって顔だけが穴から出て死んでいた。更に、ある老人が鉄塔にしがみついたまま降りてこない。バルが登って確認すると死んでいた。途中、工事をしていた人達が何物かに襲われ、道が岩や重機などで塞がり村の外へ出られない。

バルとアールが村のバーへ戻る途中にロンダに遭遇、地中から得体のしれないものに襲われる。走って逃げるが、相当な速度のため走っては逃げ切れず、コンクリートに囲まれた窪みに入ると、地中を這っていたその物体はコンクリートに衝突して死体となった。悪臭が立ち込める。死体による悪臭なのか、それとも、この生物の悪臭なのか・・・。その物体は相当な大きさで体長10m程もある、口の中から蛇のようなものが数匹出てきて、それが巻き付いたり噛みついたりしてくる。

ロンダが調べた地震計によると異なる振動があったため、残り3体はいる。

バルとアールが村のバーへ戻り、今までの経緯を伝えた。バーにいる皆は村から一歩も外に出られない事で、今後どうするか・・と悩む。ガンマー夫妻は自宅に戻った。ガンマー夫妻はガンマニアで地下に核シェルターを持ち、食料も数年分保管していて、その中で待機した。

バーでは、今後の事について議論しているが、まだ実体験をした人は、この中ではバル・アール・ロンダの3人だけで、他の人は余りピンときていない。名前をどうするか・・という発言も出る程、悠長に構えていたところ、突然バー全体が揺れだしてグラボイドが襲ってきた!棚によじ登り、家の中は危険なので、屋上に上がった。ロンダは窓から外に落ちてしまい、バーから少し離れた給水タンクの所に登った。他にも数名が別々の場所に身を潜める。

こちら側が色々と手を打つと、グラボイドの攻撃は別の攻撃方法を取り、高度な知識を持ち合わせている事が伺える。

グラボイドは地中から地上へは出られず(攻撃の時に姿を現す程度)、屋根は安心かに見えたが、建物の柱部分の土を掘り始めたため、建物が傾き始めた。電話も通じない。バートの所にも2体向かって行った。無線でバルがバートへ連絡し、会話をしているところに、地下のシェルターが破られ、グラボイドが出現した。何丁もある銃で攻撃するが、なかなか殺せず、特別な銃で攻撃し、辛うじて1体を殺すことが出来た。

ガンマー夫妻は、バルの指示通り、地下から屋根に退避した。グラボイドがガンマー家の回りをグルグルと地中から様子を伺うのが分かる。さっき殺した銃で屋上から地中めがけて撃つが効果は無い。

バーの屋上では、議論が続いている。村を脱出するには、車は もうグラボイドの攻撃で使えないし道が塞がっている。歩いて(走って)行くにはグラボイドの方が早い。このまま屋上にいても数日間しか持たない・・・。

近くにブルドーザーがある。20トンもあるので、車のように下から攻撃される心配も無い。但し、ブルドーザーに辿り着く前にやられる可能性が高い。どうやらグラボイドは振動で相手の居場所を感知するようだ。(ジョジョのンドゥールを連想)

バーの塀に止めてあったトラクターのハンドルとギアをタオルで括りつけて自動的に走らせ、グラボイドの注意を逸らした隙に、バルがブルドーザーへ向かって走り始めた。トラクターは途中で横転してしまい、止まってしまった。その直後、グラボイドはトラクターからバルの方へ方向を転換し、みるみる内に距離を縮める。ロンダの指示で止まったと同時にグラボイドはバルの周辺で辺りの様子を伺う。正確な位置が分からない。

バルをサポートするため、屋根の上から必死になって叫んだり音を立てたりした。ロンダは給水タンクから出ている管を蹴り壊し、水が地面に落ちる。その音で、グラボイドはバルから給水タンクの方へ向かいだした。バルはブルドーザーへ乗り込み、みんなを救出後、ガンマー家へ向けて走り出した。

ガンマー家へ着くと、バートは手製の爆弾を作っていた。皆から言われるままにブルドーザーに乗り込んだが、グラボイドはブルドーザーの進路に大きな落とし穴を作っていたため、ブルドーザーが横転し、みんなが地面に放り出された。近くの岩場まで走って急場を凌いだが、この後 どうするか、途方に暮れるばかり。バートは「このまま爆弾を抱えてグラボイドと心中するか・・」と諦めモードだったが、その言葉にアールが閃いた!

遠くの地面に岩を投げて、その場所に振動を与える。グラボイドがその辺りに近づいたら導火線に火を付けた爆弾を放って食べさせる。1回目は予想通り上手くいった。2回目、同じようにやり、同じように爆弾を食べた・・と思ったところ、グラボイドは爆弾を掃出し、みんながいる岩場に爆弾が戻ってきた。急いでその場から逃げ出し、残りの爆弾も巻き込んで大爆発。その爆破でけが人は出ず、急いで岩場に戻ろうとしたが、バル・アール・ロンダはグラボイドに先回りされ、動けない。爆弾はバルが持っている1本しか残っていない。

みんなは「爆弾に火をつけて放れ!」と言うが、バルは走って崖の方を向かって走り出した。続いてアール・ロンダも走り出す。ロンダはライターを持っているのでバルに手渡した。崖の手前で立ち止まり、グラボイドが迫ってくるのを待ち、ギリギリのところでグラボイドではなく、地面に向けて爆弾を放り、脇に飛んだ。グラボイドは直進し、崖から真っ逆さまに落ちて死亡。


この映画を初めて観た時、ストーリーの始めの方で「よくあるパニック映画だろう」と高をくくっていましたが、ついつい引き込まれてしまいました。中盤で敵の正体が分かるので、意外と早い段階で謎が解明したと思っても、その後から地面から迫りくる恐怖で見入ってしまいます。グラボイドの特徴が、ジョジョのンドゥールと似ていたので、そういう意味でも楽しめました。(ンドゥールは「水」を操って溺れ死なせたり、切断したりするので、攻撃方法は異なりますが)

管理人 について

趣味:映画鑑賞・音楽鑑賞・ゲーム・旅行 仕事:会社員(IT関連)
カテゴリー: パニック, 映画 パーマリンク

コメントを残す