エイリアン3

エイリアン3

監督:デヴィッド・フィンチャー
原案:ヴィンセント・ウォード
脚本:デヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル、ラリー・ファーガスン
出演者:シガニー・ウィーバー(エレン・リプリー 役)
    チャールズ・ダンス(クレメンス 役)
    アンドリュース(ブライアン・グローヴァー 役)
    アーロン(ラルフ・ブラウン 役)

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あらすじ・感想(ネタバレ):

このエイリアン3が封切られた時、エイリアン1、2を観た後、続けて この作品を観たら相当ガッカリさせられました。このガッカリ感は何だったんだろう?それは、1・2と違って意外性がなかったからじゃないかと・・・。

エイリアン1は、宇宙服のヘルメットを破って顔に張り付く謎の生物の存在、人間から生まれた生物、異常な速度で成長し、攻撃的・体液が強烈な酸で出来ていて、次々と殺される恐怖との戦いで、時間を忘れて観てしまいました。

エイリアン2では、エイリアン1でやっと倒した(逃げ切った)生物は、人間から生まれる必要がなく、マザーが次々と卵を産み、大量に襲ってくる恐怖という新たな面が明らかになりました。

エイリアン3は・・

エイリアン2の続きで、リプリー達を乗せた宇宙船が地球に向かっている途中に、宇宙船に潜んでいたエイリアンの酸で電気系統に異常が発生し、緊急用脱出船によって囚人の星に不時着した。生存者はリプリーただ一人で意識は無かった。この星は全員男性だったため、リプリーの存在自体を迷惑がる者もいた。

意識を取り戻したリプリーは船員の死に違和感(エイリアンに卵を産み付けられたのではないか?)を感じ、解剖を行うが、溺死という結論だった。救援隊が地球から駆けつけるまで、冷凍で保存する予定だったが、リプリーの申し出(コレラによる感染のリスク)に火葬した。

リプリーは不安が拭えず、フライトレコーダーを回収し、壊れたアンドロイド(ビショップ)を回収し、フライトレコーダーの記録を解読した結果、不時着の原因はエイリアンであること、地球はフライト中の情報を全て把握していることを告げ、生きているのが辛いので電源を切るように依頼する。

エイリアンは犬を媒介として生まれ、次々と囚人を襲い始めた。リプリーが所長に警告するが受け入れられず、医務室で待機していると、医者のクレメンスが被害に遭い、リプリーも襲われそうになるが、何故かエイリアンは立ち去ってしまった。所長は皆を集めて説明をしていたところにリプリーが駆け込み、クレメンスがエイリアンによって殺害された事を報告するが受けれて貰えない。その時、所長が襲われ、エイリアンの存在が明らかになった。

この星は刑務所のため、武器・弾薬は何もない。唯一、爆弾があり、エイリアンを誘い出して爆破する事を試みるが、爆弾を仕掛けている最中に襲われ、爆弾が爆破し、甚大な被害が出る。

この星は高炉によってドロドロに溶かした鉄がある。エイリアンを誘い出し、閉じ込めて溶解した鉄を浴びさせる作戦に出た。


というように、残念ながらエイリアンについての新たな恐怖がありません。
何も武器も無い星でエイリアンと戦わなければならないという恐怖と、エイリアン1と同じようにエイリアンを地球に持ち帰りたいという地球の思惑・・等、新たな事実が明るみになる。

この映画が公開された時は自分は高校生だったので、エイリアン2を超える迫力を追い求めていたからガッカリしたのかな・・と思いますが、改めて見直すとエイリアンシリーズにとって意味のある作品だと思います。

管理人 について

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