死霊館(原題:The Conjuring)

死霊館

監督:ジェームズ・ワン
脚本:チャド・ヘイズ、ケイリー・W・ヘイズ
出演者:ヴェラ・ファーミガ(ロレイン・ウォーレン 役)
    パトリック・ウィルソン(エド・ウォーレン 役)
    リリ・テイラー(キャロリン・ペロン 役)
    ロン・リビングストン(ロジャー・ペロン 役)

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あらすじ(ネタバレ):

この映画は実話を基に作成されたらしい・・と聞くと、映画を観る心構えも違ってきます。

エド&ロレイン夫婦が大学で、ある事件の経験を講演しているシーンから始まる。
ある人形に悪魔が乗り移り、姉妹を恐怖に陥れるという内容でした。


シーンは変わり、ペロン家族は7人(夫婦に5人の娘)と犬が1匹、ある田舎のボロボロな家に引っ越してきた。
ボロボロでも相当広く、塞がれた地下があったが、荷物を運び入れるのに疲れ、その地下の確認は翌日となった。
皆が家に入るのに、何故か犬だけは家に入ろうとしない。無理矢理 首輪を引っ張っても拒むので鎖に繋いでおいた。夜はひどく吠えていた。

翌日、地下を探検すると、そこにはヒドイ音しか出ないピアノがあり、他にもありそうだったが、探検は一旦終了。
末っ子は犬と遊ぼうと外に出ると、犬が死んでいた・・・。ショックから回復し、何処からかオルゴールを拾ってきた。
家の中では、変な音がしたり、四女が夢遊病でクローゼットに向かって歩いたり、末っ子が誰かと話していたり・・と、変な事件が起こる。

母と末っ子が家に残り、皆が出掛けた。母が末っ子に何をしているか聞くと「オルゴールを鳴らし終わるとロジャー(だったかな?)が後ろに現れる」というので、試しに鳴らしてみると影が映った。ビックリして後ろを振り向くと、末っ子が脅かすので、その影はうやむやになった。末っ子が「かくれんぼしたい」と言うので母が鬼になり、目隠しして10数える。3回まで手を叩いて貰い、それで捕まれば勝ち、捕まえられず、目隠しを取ったら負け。2階まで手を叩いて貰い、ある部屋に入った・・が、2回目の手は幽霊が手を叩いた。母は末っ子が部屋の何処にいるか目隠ししながら聞き耳を立てていると、クローゼットが開いたので「そこにいるのね!」と捕まえようとするが洋服ばかり。不審に思い目隠しを取ると誰もいなかった。その時、末っ子が部屋に入って来て「目隠し取った!お母さんの負け~」と。夜中に三女の足が引っ張られ起きたところ、戸が開き、戸の陰に誰かがいる。

この様な状況がだんだんエスカレートしていく。

さて、シーンが大学講演に戻り、講演が終了したところで、ベロン夫婦がエド&ロレイン夫婦に相談する。
エド&ロレイン夫婦は、悪魔祓いはリスクが伴うしバチカン教会の正式な承認がないとできないと一旦断るが、ベロン夫婦が熱心に懇願するので訪問する事になった。

訪問してみると、既に一家に憑りついていた。引っ越ししても意味がないことを説明したが数日一緒に過ごしていると、更に状況が悪化し、一旦家から退避したが、退避直前に母に乗り移ったので、母は子供二人を連れて自宅に戻った。急いで夫 と エド&ロレイン夫婦が後を追い、急遽悪魔祓いを行う事となった。

悪魔祓いのシーンは、エクソシストを彷彿とさせます。

日本のホラー映画は、見えない物の恐怖、ヒタヒタと忍び寄る死の恐怖ですが、アメリカのホラー映画は死へ導く力強さの恐怖があります。描き方の違いなのかもしれませんが・・・。

管理人 について

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