【映画】ニック・オブ・タイム

ニック・オブ・タイム

監督:ピーター・ホルトン
脚本:パトリック・シーン・ダンカン
出演者:ジョニー・デップ(ジーン・ワトソン 役)
    クリストファー・ウォーケン(Mr.スミス 役)
    チャールズ・S・ダットン(ヒューイ 役)
    ローマ・マフィア(Ms.ジョーンズ 役)
    マーシャ・メイソン(エレノア・グラント州知事 役)
    ピーター・ストラウス(ブレンダン・グラント(知事の夫) 役)

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あらすじ(ネタバレ):

妻の葬儀が終わり、娘(幼稚園児くらい?)と二人で電車に乗ってロサンゼルスの駅に着いたワトソン(ジョニー・デップ)。

電話を掛け、予定より遅れたことを謝罪し、会いに行こうとしたところ、見知らぬ男女二人(Mr.スミス、Ms.ジョーンズ)に声を掛けられた。警官というのでついていくと車に乗せられ銃を突き付けられた。「娘を預かるから、ホテルに行き13:30までに封筒に入った写真の女性を殺せ」と命じられ、車から降ろされた。

ワトソンは何が何だか分からない。車の中にいる時に銃で叩かれた膝が痛む。足を引きずり辺りを見回しながら歩いていくと警官がいる。その警官に助けを求めるため近づこうとすると、突然Mr.スミスが現れ「時間が無いんだ!娘がどうなってもいいのか?!」とワトソンの胸ポケットにお金を入れ「タクシーに乗ってサッサと行け!!」と命じる。

ワトソンはタクシーに乗ってホテルに付き、タクシー代を支払う時に名刺に助けを求めたが、タクシーの運転手は名刺をチラっと見て【税理士】の肩書に嫌気が差し、丸めて捨ててしまった。ワトソンがタクシーを降りるとMr.スミスが現れ、ワトソンの胸にネームプレートを付けた。どうやらVIP待遇らしい。ホテルの中を見ると知事のポスターが貼られていた。ワトソンは嫌な予感がし、開封して写真を見ると、殺す相手は州知事だった!写真と共に知事の詳細なスケジュールまである。

2階に行くと、既にビュッフェは終わってしまった。時間は12:30頃で残り時間は1時間程。Mr.スミスから逃れるため1階に降りてエレベータに駆け込むと、そこに知事がいた。今の自分の状況を話そうと「娘が・・」と言いかけた時にエレベータが止まりMr.スミスが乗ってきた。知事が「娘さんがどうしたの?」と尋ねる。ワトソンは思いつきで「是非サインが欲しいと・・・」と言って知事のサインを貰う。殺す絶好の機会にも関わらず何も起こらなかったことで、Mr.スミスはワトソンを殴る。

更に銃に弾をこめていない事を知ると、Mr.スミスが弾をこめて銃をワトソンに手渡し「残り時間は少ないからサッサと始末しろ!」とワトソンの後ろを付きまとう。

ホントに知事を殺すしかないのか・・・ホテルをうろついている時に靴磨きヒューイに呼び止められる。靴を磨いて貰いながら今の状況を説明するが信じて貰えない。磨き終り、Mr.スミスに「1杯飲んでくる」と言って、こっそりホテルを抜け出し、娘の乗った車に行くが、娘は背後から銃を突き付けられていた。ワトソンは止む無くホテルに戻った。

ホテルの庭のところでスピーチが始まる。Mr.スミスがワトソンを慌てて会場に向かわせると、そこでは金属探知機でチェックを行っていた。ヤバイ!と思い立ちすくんでいるところで警備員に呼ばれた。警備員が検査する時、金属探知機の電源をOFFにしたため、金属探知機に銃が引っかからず中に入れた。警備責任者がいたので、彼に相談しに行くと、その警備責任者もグルだった。ワトソンは、この会場にいる全員が信じられなくなった。その時、ある女性が声を掛けてきた。その女性は先ほどエレベータで知事の隣にいた秘書だった。

ワトソンは秘書に銃を突きつけ、自分の状況を説明した後、何とかして欲しいと頼む。秘書は「警備責任者に相談しよう」と話を持ちかけるがワトソンは「彼はグルだ」と言って拒否したため知事の夫に相談する事になった。

秘書に付き従ってエレベータに乗り、知事の夫がいる部屋に入って相談をし始めたところ、突然Mr.スミスが現れて銃を奪い、秘書を射殺。知事の夫もグルだった!!「次はお前の娘がこうなる番だ!」と脅されワトソンは再び1階に戻る。

また靴磨きヒューいに声を掛けられるが、ワトソンの顔を見てヒューイは またお前か・・という感じだった。Mr.スミスは、ワトソンがヒューイに何か喋ったんじゃないか?!と疑いを持つが、ワトソンは「障害軍人で耳が聞こえない」と嘘を付く。ヒューイもワトソンに同調し、声が聞こえないフリをした。Mr.スミスは気が緩み、ヒューイの目の前で殺害の話をする。

靴磨きが終わり、ワトソンは「また一杯」と言ってバーに行くと、バーテンに1階のトイレに行くようにコッソリ指示された。Mr.スミスにトイレに行く事を告げて行くと・・・ある男性と洋服を取り換えるように指示され、知事の部屋まで案内された。

ワトソンは思い切って直接知事に今までの事情(夫もグルという事)を説明したが信じて貰えない。そこで「あなたは次のスピーチで殺される。夫に次のスピーチを中止したいと相談したら、必ず反対され、何が何でもスピーチさせるだろう」と言い残してワトソンは部屋を出て行った。

そして最後のスピーチに皆が足を運ぶ・・・。

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